予備校講師が予備校生向けにしか情報発信しないことを見落とさないで欲しい

過去問集めは大学を休んででもやってください。五月のGWに過去問を手に入れた人は、四月中に持っていた人が連休中に受験勉強しているのに、そのぶん遅れていいんですか?!ということになります。もちろん編入学を「するぞ!」と思い立った人は六月、七月にも出てくるから思い立ってからのやる気次第なのですが・・・

範囲がわからないでしょう!

予備校講師と講師に教わっている者は試験範囲を知っているから、それが基準になっているんです。講師が、その辺り知ってか知らずか独学勢向けに「GWに集めればいいよ」と言うんですよね。しかし、独学勢にとって過去問集めは初手です。たとえば経済学部に編入したいけど農業経済学が好きだから農業経済学の本が読みたい、読んでしまうというのは編入の受験生だといるんですが、試験対策や受験勉強という意味では方向性があってないです。日頃のモチベーションのためとか、志望理由書のために読むならいいんですけどねって言った時に、予備校だと「関係ない本を一切読むな」って指導するんですよ。

私たちのような独学勢向けの受験対策コンテンツを配っている人間の言ったりやったりすることを予備校講師に持っていくと、まず、否定します。商売潰しと商売の関係性なんだから互いに否定しあうのは当たり前だ・・・って言ったら失礼なんですけど、予備校講師なんてプロでもなんでもないですからね。プロって言うのは大学のテニュア(常勤の教員)のことをいいます。予備校講師というのは「なれなかったひと」です。昔から根本的に疑問なんですよ、なんで編入先のプロに教わる目的で、怪しい職業のおじさんおばさんに教えてもらってるんだろうって。

編入予備校というところの講師職を、小中高の児童・生徒向け学習塾の先生や、一般的な大学受験予備校(本屋に参考書が並ぶような予備校)のチューターとか、まっとうな職種の人間と同一視してはいけませんよ???後者(まともなほう)は、まず文科省認定の教科書があって、それに準拠した学習参考書と問題集があって、あるいは大学入試センターや各大学が作成した試験問題も加味した受験勉強の書籍を出版してそれを使っているんですよ。そういう機構のしっかりした業界に比べたら、教科書どころか思想からして規格化されていないのが編入学世界なので、本当に犯罪です、もう犯罪ですよ。頼らないでください。

たまにいるんですよね、私たち(このサイトとか「大学編入!文系の対策」とか)は無料でやっているから騒がれたりしていて、能力自体は編入予備校のほうが上なんじゃないの?払った分だけ上なんじゃないのって思う人。思うぶんには一向にかまわないんですが、私たちへの憎たらしさからか周囲の人に言葉でそれを発信するのは、受信した人の感化され具合(要は騙され具合、あなたにです)によっては大怪我になったりするので気を付けてほしい。そんな嫌味が言いたくて編入予備校の営業マンなんてよくできるよなって思うけど軽蔑したって犠牲者は減らないですからね。彼らの指導力に期待するくらいなら、自分でスケジュール通り机に向かう工夫でもしたほうが絶対良い。要らないんですよ、私たちと関係ないところで全く不要なんですってば。

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