残忍な暴君たるセブンイレブン

国税庁に匹敵する

都心のオフィス街にセブンイレブン。東京都であれば、格安スーパーマーケットが各地に出店して、たとえば荒川区、台東区であれば100円安いたまごサンドが手に入る。しかし、石灰を撒かれた蟻のように、都心の特定地域では格安スーパーマーケットが激減する。埼玉県は、大宮駅など栄えている駅の周辺こそ東京都並みにファミリーマートと雌雄を決しているが、少し外れるとセブンイレブンのドミナント戦略の餌食になる。まるで「税金」だ。都心で働くホワイトカラーは良い例だ、要は公共サービスが高くつく地域を狙って人々は計画的に「税金」が不可避である。

逆進的である

誰が利用しているのかと言うと、若年層や低層労働者なのである。夜勤バイト、単発で物流に行くと、普通に「まだやってるのコンビニしかないから」と休憩で行くように促される。あんなもの毎日買えるはずのない連中がマズそうに食べていた。昼間のアルバイトでも、コンビニで買ってきたものを休憩室で広げるのは決まって若い男性だ。結局、料理や、献立のレパートリーの乏しい者が、自炊や、つまるところ食事の節約を働くと、そう遠くないうちに精神的苦痛にやられるのである。筆者もツナマヨネーズ弁当と称して、白米にツナ缶二つをブチ撒けて、マヨネーズをまぶしたものを一週間持ち込んだ結果、生きている意味がわからなくなった。そして娯楽のように行き当たりばったりで食事が買えることに、逃げてしまった。

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