グローバル化の転換点は自由化の転換点になると思いますか

グローバル化とは、欧米の投資家が日本企業に出資したり、日本企業が途上国に支社を立ちあげたりすることを、よいことだと信じることです。これは米トランプ政権が自国優先主義を掲げた2016年頃まで、アメリカという大国が主軸となって資本主義国の間で推進されていた考え方です。そういえばイギリスのEU離脱の国民投票も2016年でしたね。確かに統計(世界のGDPに占める貿易収支の成長率など)でみても2010年代後半からグローバリゼーションは後退していきました。グローバル化はいつからですか、ということでしたら、アヘン戦争の時代から東アジアはグローバル化の波に飲まれて久しいわけです。1960年代に日本で海外直接投資が盛んになると、それは「また日本が攻めてきた」と呼ばれるほどだったと言われています。1980年代アメリカで「双子の赤字」が議題になった頃には米機関投資家の海外債券投資が活発になっていたという事実もあります。反グローバリズムとは、ここにきて世界経済史の大きな転換点になりうるものでしょうか?

グローバル化とは、一国の経済や、企業製品の、国際競争力を試し合うものです。グローバル化を前提すれば国際競争力を増強する必要があります。そのために国内市場で独占を禁止し競争を促す自由化は、一定の整合性のある方法論だったのです。はたして、いまグローバル化と自由化を信奉した世界経済が大きな転換点を迎えているのでしょうか?言い換えれば日本国内の経済政策の呼吸(世界経済の転換と呼吸を合わせるように日本経済の新自由主義(市場競争を素朴に信じる立場)的な政策)は変わっていくべきなのでしょうか?

具体的に言うと、たとえば日本国内の課題である地域創生について、企業を「民活(民間活力)」とみなしていくさい、プラットフォームビジネスなどを奨励するなどして、自由化を図ることは正しい考え方なのでしょうか?

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