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大学編入予備校に通う前に考えてほしいこと

はじめに

大学編入を目指して予備校に通おうと考える方に向けて、その決断を下す前にもう一度よく考えていただきたい点を整理します。編入試験は非常に重要なステップであり、予備校を選ぶことも重要な選択ですが、それが必ずしもすべての人にとって最善策とは限りません。あなたの時間、資金、そして将来の目標を最大限に活かすために、以下のポイントを踏まえて慎重に判断してください。

1. なぜ大学編入を目指すのかを明確にする

まず、大学編入を目指す理由をはっきりさせることが大切です。編入を目指す理由は人それぞれですが、大きく分けると以下のようなものが考えられます。

  • 現在の大学や学部の学びが自分の関心や将来の目標に合わない
  • より専門的な学問を学びたい
  • 将来のキャリアのために知名度や評価の高い大学への進学が必要
  • 個人的な事情(立地、家族の都合など)

理由が明確であればあるほど、その後の選択肢や行動がクリアになり、編入予備校が本当に必要なのかどうかを冷静に判断できます。一方で、「とにかく現状を変えたい」「なんとなく上位校に行きたい」という漠然とした理由では、途中で挫折したり後悔したりする可能性が高まります。

2. 編入予備校が本当に必要かを考える

編入予備校は、専門的な知識やノウハウを持つ講師がそろっており、受験対策には役立つことが多いです。しかし、予備校が必要かどうかは、あなた自身の状況や目標に大きく依存します。以下の質問を自問してみてください。

  • 自分の学力や基礎知識は、編入試験のレベルに達しているか?
  • 試験科目の対策(専門科目、英語、小論文など)を独学で進める自信があるか?
  • 予備校に支払う費用に見合うメリットが得られるか?
  • 編入に必要な情報(過去問、試験内容、倍率、面接対策)を自分で収集できるか?

特に、過去問や編入試験の出題傾向はインターネットや大学の公式サイトで入手できる場合が多く、自分で対策を立てられることもあります。また、オンライン学習サービスや書籍を活用することで、独学でも十分な結果を出す人もいます。予備校に通うのは、あくまで「自分一人では対応が難しい」と判断したときの選択肢として考えましょう。

3. 編入予備校の費用対効果を検討する

編入予備校は決して安い選択肢ではありません。多くの場合、数十万円から場合によっては100万円以上の費用がかかります。この金額は、あなた自身や家族にとって大きな負担となる可能性があります。

予備校に通うことで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 専門的なカリキュラムに基づいた効率的な学習
  • 編入試験に特化した講師からの指導
  • 模擬試験や面接練習などの実践的な対策
  • 同じ目標を持つ仲間との交流や情報交換

ただし、これらのメリットが自分にとってどれほど価値があるのかを考える必要があります。「編入予備校に通ったから合格する」という保証はありません。また、費用を捻出するためにアルバイトを増やしたり、生活費を切り詰めたりすることで、学業に集中できなくなるリスクも考慮してください。

4. 自己管理能力と独学の可能性を見直す

編入試験は、短期間で高度な知識を習得する必要があるため、自己管理能力が非常に重要です。予備校に通うことで学習計画を立てやすくなりますが、最終的には自分自身の努力が鍵を握ります。予備校に頼るだけでなく、以下の点を見直してみてください。

  • 学習計画: 試験日までのスケジュールを具体的に立てる
  • 時間管理: 効率的に勉強時間を確保する方法を模索する
  • モチベーション: 長期的に目標を維持するための工夫

また、独学で合格した事例や、オンライン講座を活用して成功した例もあります。自己管理能力が高い人であれば、独学で予備校以上の結果を出すことも可能です。

5. 編入後の生活や学業をイメージする

編入試験に合格することがゴールではありません。編入後の大学生活や将来のキャリアも視野に入れて計画を立てることが重要です。編入先の大学でどのような勉強ができるのか、将来的にどのような道が開けるのかを具体的にイメージしましょう。そのためには、以下のアクションを取ることをおすすめします。

  • 志望校のカリキュラムや研究内容を調査する
  • 編入後の就職率や卒業後の進路を確認する
  • 編入経験者や在学生の話を聞く

編入後の環境に適応できるかどうかを考えることも大切です。特に、編入後は3年次からの編入が多く、既存の学生との人間関係や学業に追いつくための努力が必要です。

6. 最終的な判断基準を設定する

最終的に予備校に通うかどうかを決めるためには、自分自身の判断基準を明確にしておきましょう。以下のような基準を設定すると判断しやすくなります。

  • 費用対効果: 費用に見合う成果が期待できるか
  • 独学可能性: 自分でどれだけ対策できるか
  • 時間的制約: 予備校に通う時間が確保できるか
  • 心理的負担: 予備校がストレス軽減につながるか

結論

編入予備校は、編入試験を目指す多くの人にとって有効な選択肢の一つですが、必ずしも万人にとって必要ではありません。編入を目指す理由や状況、予備校の費用対効果を慎重に考え、自分に合った方法で学習を進めることが大切です。また、独学やオンライン学習の可能性を十分に検討した上で、最終的な決断を下してください。編入試験はあなたの人生における大きなステップの一つです。この選択が、あなたの将来にとって最良の結果をもたらすことを願っています。

WBC2023日本優勝おめでとう記念!いま振り返る佐々木朗希の登板回避問題

謝辞:日本代表の皆様おめでとうございます。佐々木朗希投手もおめでとうございます。

筆者は、試合がターニングポイントに差し掛かるほど配球の読みを捕手に外されるレベルの野球フリークだ。インコースとアウトコースの違いがなんとなくわかるから、なんでもないような場面なら次のボールが大体当たる。野球少年時代に、部活のコーチから「ボールの軌道を覚えて、投球を点ではなく線でとらえてごらんなさい。」と教わったものの、インコースは点でとらえるしかなく、アウトコースに行くほど線でとらえやすくなる。バッターボックスの構造上そのようになる。だから速球はインコース、変化球はアウトコースがセオリーになってくる。おそらく初歩の初歩だろう。筆者が捕手をやるとしたら、真ん中高めに外れる剛速球の使い方がいまいちわかっていないなと自分で自分に思う、そんなレベルである。

次のボールの予測が外れ始めると、打者や投手、捕手の顔色やジェスチャーをなんとか読み取ろうとして、いるうちに、一人ひとりの選手をあたかも等身大で考えるようにもなった。心理描写と言うか、人の心理と言えば大学で勉強したことに少し関連あることだ。もしかすると、試合中の選手たち一人ひとりをスタンドで応援しているファンより、等身大で鑑賞したがる少し変わった野球ファンかもしれない。

もちろん野球は見世物だという考え方は嫌いではないし、筆者自身が楽しんで観ている。選手たちへの批判も、本当は温かなものなのだろうなと思う。しかし野球を批判する者が、「所詮見世物だと思っていますね。」とは絶対に受けてはいけない誤解だろうなと思うのである。「楽しくみています、ありがとう。」という感情より大きくなってしまった批判騒動というのは、その辺りを空虚にしてしまうなと思う。技術的なこととして、毎日ケアしている現場の人物の判断は絶対だ、と言うことは、たとえば「野球解説者の自分がこういう発言をしなければならない」のような使命感に駆られても、見落としてはいけないなと思います。そうでないと、「どうして毎日ケアしている人の意見が差し置かれるのですか。」という所から意見が出たりするし、悪くすれば、「差し置いていいから言っているのですよね。」となりかねない。何某か使命感から発言するときは、自分の発言がスタジアムになることまで想定して、慎重に前置きまでできるとエレガントなものだろうなと思う。

佐々木朗希投手はチャプマンみたく代名詞になってほしいです。筆者は、ふざけて、「チャプマン」と言いながらマウンドに登って見せたことがあったのだが、そこが「ささきろうき」とか言いながら、になって欲しいと思う。